歴史上最古のガラスは、紀元前15世紀頃のエジプトの王の墓より出土したいものといわれ、
その時代のガラスは不透明でした。その後、紀元前後にボヘミアやベネチアの職人達により、
透明なガラスが作り出されるようになっていきます。
そのガラスが水晶(ロッククリスタル)のような透明な輝きを持っていたことが語源とされ、
現代でも「クリスタルガラスとは?」との問には、 「水晶のように透明なガラス」 との答えがされています。
現在、一般的なクリスタルガラスは、鉛ガラスとも呼ばれ、1675年イギリスにて
レイヴァンズクロフトによって生み出されたとされています。
このクリスタルガラスが、なぜ普通のガラスより「水晶のように透明なガラス」と言われるのかは、
文字どおり鉛、酸化鉛(PbO)の働きによるものです。
酸化鉛は、ガラスにつやを与えるだけでなく、屈折率、反射率といった、
ガラスの美しさを感じさせる光学的側面を大幅に向上させます。
また、比重も増すので手に取ったときの重量感があり、薄いワイングラス等にいたっては、
金属のような高い「いい音色」を発し、聴覚までも楽しませてくれます。まさに、
「ガラスの女王」と称されるにふさわしい存在感です。

欧米をはじめとして一般的なクリスタルガラスの定義は、酸化鉛(PbO)の含有度が
24%以上のものとされ、フル・クリスタル、フルレッドクリスタルなどとも呼ばれます。
セミ・クリスタルでは8〜12%の酸化鉛含有度が多いようです。この含有度が特色や、良し悪し、
価格に影響を与えています。ちなみに「バカラ」などのガラス工芸ブランドのクリスタルガラスでは
酸化鉛含有度が30%以上にものぼる、とのことです。
一般のガラスは「珪砂」「ソーダ灰」「炭酸カルシウム」が3大原料とされ、主に使用されています。
ここに酸化鉛を成分として混ぜたものがクリスタルガラスになります。
「珪砂」に含まれている、鉄分や不純物を排除することが、
無色透明を実現させるには不可欠な工程とされ、叙冷にもゆっくりと時間をかけることで、
ひずみのない、最高のものが出来上がってきます。
ガラスの持つ光の拡散効果は、表面にサンドブラスト加工などをすることによって行われます。
クリスタルガラスと当社とのブラスト技術を組み合わせ、
ワンランク上の日常をお楽しみいただければ幸いです。
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